2020年6月8日(月)東高尾の稜線を辿り草戸峠を歩く

京王線・高尾山口駅 人もまばらでした

今日は、東高尾の稜線を辿り、草戸峠・草戸山を歩いてきました。

先週(5/31)城山湖に行った際、帰りは草戸峠から東高尾の稜線を辿り京王線・高尾山口駅まで歩く予定でしたが、城山湖の周回コースが閉鎖されていたため止む無く断念したコースを、今日は逆コースで挑戦することにしました。

京王線・高尾山口駅を降りると人の流れは高尾山登山口に向かいますが、途中から左にそれて橋を渡り甲州街道に出て右へ。
「高尾山入口」の信号を渡って「割烹橋本」と「峯尾商店」の間の道を入ります。

左手にそれてすぐの橋を渡り甲州街道へ 割烹橋本と峯尾商店の間の道を入って行く
すぐに道しるべがあり、
「え?こんなところを登るの?」
というくらいの、登山道とは思えない狭い民家の脇道を入ります。

狭いながらもすぐに、鬱蒼とした山道になり急な勾配の登り道となって、一気に汗が噴き出してきました。

10分程で大きな道標のある道に出ました。地図上では「四辻」というところで、右に進みます。

四辻の道標:左手から登ってきて画面右下に進む 草戸峠まで2.8q
「四辻」で連想/独り占めするにはもったいない話

両側が崖、とはいえ、しばらくは歩きやすい尾根道でしたが、すぐに木の根の張った道が続くようになり、さらに勾配が急な登り坂が続き、また下り坂になるという繰り返しが続きました。

急勾配の登りと急勾配の下り坂の連続 / 両側は絶壁

そして何回か水分補給の休憩を取りながら最後の急坂を登り草戸山山頂に到着しました。
頂上には休憩所としてのベンチや東屋風の展望台などがあり、既に先客が何組か休憩していました。

最後の急坂を登り草戸山山頂に到着 山頂の東屋風の展望台

ここまで、高く生い茂る樹々に強い日差しもさえぎられて時折り吹く微風と小鳥のさえずりに癒されながらなんとか登りきることができました。
ただ、標識が要所要所にあったので安心して歩けたのですが、目的地まであと何キロなのか、四辻の道標以外にはその表示がなく、登った先は頂上かと思ったらすぐ下り坂となり、また登り、との繰り返しで、実感としては10の山を登り下りしたような疲労感を感じました。

頂上のベンチで昼食をとり、ゆっくりと休憩しました。

草戸山の標識の前にて 展望台からの眺望

帰りは、来た道を引き返し、途中の「梅の木平分岐」から梅の木平を目指して下山しました。
梅の木平分岐からは一気の下り坂で、細い崖道で急坂でしたが、比較的歩きやすく10分程で平地の沢沿いの林道に下りることができました。

「梅の木平分岐」にて 急な崖路を下る
林道に出ました(右:梅の木平、左:三沢峠) 梅の木平への林道

しばらくすると、竹の字の暖簾のかかった洒落た門が目に入りました。会席料理の「うかい竹亭」でした。

うかい竹亭からは、午前に登った東高尾の山々を眺めながら歩くこと15分程、梅の木平のバス停に到着しました。

東高尾の山々を眺めながら山里を歩く 梅の木平バス停への脇道
梅の木平/甲州街道「関東ふれあいの道」入口 梅の木平バス停

次のバスは16時34分。一日3便のみの運行です。
今から3時間近くも間があるのであきらめて高尾山口まで甲州街道を歩くことにしました。

高尾山IC付近 甲州街道を高尾山登山口に向かって歩く

約20分で高尾山登山口に到着。しばらく休憩し帰宅しました。

朝渡った「高尾山入口」の横断歩道に戻りました 高尾山登山口

今回の山歩きは、高尾山の南東側の尾根道という事でかなり軽く考えていたのですが、アップダウンが激しく、不規則な木の根が張った道で歩きづらく、今までの山歩きの中では難度が高かったように思いました。
総歩数:20,268歩

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