日本製鉄OB会「山歩きを楽しむ会」

第25回(2019/10/24)湘南アルプスを縦走/下山後は旧吉田邸を見学

10月24日(木曜)、OB会行事「山歩きを楽しむ会」で湘南アルプスを縦走し、下山後は旧吉田茂邸を見学してきました。
湘南アルプスへは、当初今年の5月に計画していたのですが、雨天中止になり、今回がリベンジ登山というわけです。

湘南アルプス:
大磯駅の北側に位置する小さな山群で、高麗山(こまやま)〜八俵山(はっぴょうやま)〜浅間山(せんげんやま)を経て湘南平へと縦走できるハイキングコースを指しています。
旧吉田邸: 神奈川県中郡大磯町西小磯418
明治17年(1884年)に吉田茂の養父健三が別荘として建てたもので、吉田茂が昭和19年(1944年)頃から、その生涯を閉じる昭和42年(1967年)まで過ごした邸宅です。
政界引退後も多くの政治家が邸宅を訪れ「大磯参り」と言われました。吉田茂没後には、大平首相とカーター大統領の日米首脳会談が実施されるなど近代政治の表舞台としても利用されました。
近代数奇屋建築風の総檜造りの本邸は、建築家吉田五十八の設計のもと、京都の宮大工により建設されました。日本庭園は、世界的作庭家中島健が設計したもので、本邸周辺部分は、日本庭園研究家の久恒秀治によって造られました。

大磯駅近くの広場で行程などの説明を受け、出発!

9時30分大磯駅に集合。総勢22名。うち女性は5名。
曇天でしたが、穏やかな気候で絶好の登山日和でした。
大磯駅から国道1号線に出てすぐ、歩きやすい松並木の旧東海道に入ります。
東海道五十三次の8番目の宿場である大磯宿の史跡が多数残されています。
本格的な山歩きの前の足慣らし、史跡や遺構を見学しながらゆっくりと歩きました。

広重の東海道五十三次大磯宿「虎ヶ雨」 此辺大磯宿の史跡「化粧坂の一里塚」
化粧井戸 此辺大磯宿の史跡「虚空蔵堂」

歩くこと約30分。高来神社(たかくじんじゃ)に到着。安全祈願と記念撮影を行ないました。

高来神社に到着 高来神社で安全祈願
高来神社境内で記念撮影
神社の裏からが登山道で、直ぐに男坂、女坂の分岐があり、比較的歩きやすいと思われる女坂を登ることにしましたが、いきなり急登があったり長い階段などで結構難儀をしました。
途中休憩を入れ、10時55分、高麗山(こまやま・168m)に到着しました。
右手、女坂へ向けて登山開始 いきなりの急登
階段状の急登。高麗山はすぐ間近 高麗山に到着。ホッと一息

高麗山での休憩後、八俵山(はっぴょうやま・160m)から浅間山(せんげんやま・181m)へと比較的歩きやすい山道を歩き湘南平に着きました。

高麗山を下山、八俵山に向かう 八俵山に到着
浅間山に向け、なだらかな尾根を進む 浅間山に到着
浅間山を下山、湘南平に向かう 曽我十郎、硯水の池で


湘南平に到着。相模湾をはじめ、360度の展望に感動!

湘南平は、標高181mの丘陵で、富士山・丹沢方面はもとより南には大磯の市街地や相模湾と、360度の展望が開ける景勝地です。 ここで昼食をとり、休憩後、下山しました。

湘南平西側の展望前で
湘南平広場で昼食 湘南平から下山

大磯方面に山道を下り、東海道線のガードをくぐるとすぐ「旧島崎藤村邸」があります。 今日は時間の関係で見学はパスし、「統監道」バス停からバスで吉田茂邸へと向かいました。
旧島崎藤村邸(今日は邸内には入らず) 「統監道」バス停から旧吉田茂邸に向かう

吉田茂邸では2班に分かれ、ガイドさんに邸内や庭園周辺を案内して頂きました。

旧吉田茂邸 心字池のある美しい日本庭園
ガイドさんから説明を聞く 吉田茂の肖像画
居間からの眺望もすばらしい 七賢堂の前で 吉田茂銅像前で
七賢堂には7人の賢者が合祀されています
7人の賢者:岩倉具視・大久保利通・三条実美・木戸孝允・伊藤博文・西園寺公望・吉田茂

旧吉田茂邸からは、「城山公園前」バス停からバスで大磯駅まで戻り、駅前のレストランで懇親会。ビールとお酒、楽しい会話に疲れも吹き飛びました。

大磯駅前のレストラン「風月」で懇親会

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