2020年5月31日 相模原市/城山湖 < 初夏の里山を歩く >

今日は少し遠出して相模原市にある城山湖まで足を伸ばしました。
京王線聖蹟桜ヶ丘駅からめじろ台駅まで新型コロナの感染リスクを避け、各駅停車に乗車。
そして京王線めじろ台駅からバスで町田市の法政大学へ。
京王線めじろ台駅でバスに乗換え 法政大学バス停:キャンパスは森閑としていました

法政大学からはバス通りを南下し2つ目の信号を左折してしばらく歩くと右手に明観寺があり、その脇道を進むとすぐ目の前には里山の風景が広がっていました。

明観寺:相模原市(真言宗智山派の寺院) 里山ののどかな風景が広がる

この里山からは林道(穴川林道)がのびて、城山湖に続いています。 曇天ながら暑くはなく時おり濃緑の樹々からの涼しい風が吹き、小鳥のさえずりの聞こえる中、人ともほとんど出会わず、若干の登り坂でしたが快適に歩くことができました。

城山湖、コミュニティ広場に続く穴川林道

途中、「城山 自然ふれあい水路」の看板があり横道を入っていくと、鬱蒼と生い茂った樹々の間に小さな水路と「ビオトープ(野生動植物の安定した生息地)」などがありどこまでも細い道らしき道が続いていました。
ここには野生のホタルが生息し、6月下旬頃から鑑賞できるとのことです。

元の林道に引き返し、木漏れ日の中しばらく歩くとだんだん勾配が急になり、カーブも多くなってきました。
20分程で右手に「龍籠山(たつごやま)金刀比羅宮」の階段が見えてきました。
城山湖にはこの階段を登ったほうが近いのですが、回り道をしてコミュニティ広場に向かいました。

木漏れ日の林道を快調に歩くも、次第に勾配が急になり、カーブも多くなる
龍籠山金刀比羅宮への階段 コミュニティ広場

広場では数グループが休憩・食事などしていました。
ここから龍籠山金刀比羅宮、城山湖への階段を登り、左手に進むと城山湖、右手に進むと龍籠山金刀比羅宮です。まずは左、城山湖へ。

龍籠山金刀比羅宮、城山湖への階段を登り左に進むと城山湖が見えてきました

城山湖と城山発電所:
城山湖は昭和40年に誕生した人造湖で、津久井湖と水路で結び標高の低い津久井湖の水をくみ上げ、この間の落差(153m)を利用して発電しています。
城山湖は、くみ上げては放流し発電する”揚水発電所”の一部・ダム湖なのです。地下に発電設備などがあります。
説明板を読み、地図上、城山湖の周りに川がない理由が分かりました。

雄大な湖を眺めながら昼食をとり、少憩後、龍籠山金刀比羅宮へ向かいました。

龍籠山金刀比羅宮

金刀比羅宮でお参りし龍籠山の展望台へ。
ここからは新宿、六本木、横浜などのビル群が見えるとのことですが、今日は少し霞んで判然としませんでしたが広々とした眺望にしばし見とれました。

龍籠山展望台からの眺望

金刀比羅宮からは湖を半時計回りに北側のはなさき休憩所まで向かい、草戸峠から東高尾の稜線を歩き京王線高尾山口駅まで歩く予定でしたが、新型コロナ感染拡大の影響で、城山湖の外周を回る遊歩道のゲートが閉鎖されていました。

止む無く予定を変更し、もと来た道を引き返し帰途につきました。

今回は東京都から若干はみ出した行程でしたが、電車、バスを含め殆ど人と出会わず程よいウォーキングと森林浴でリフレッシュできた一日でした。
(総歩数 : 22,884歩)

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