このところOB会のお花見など、いろいろな予定が中止となり、近場でのウォーキングが主だった外出になっていましたが、今日は桜を求めて根川緑道へ行ってきました。
京王線で高幡不動駅に出て多摩モノレールに乗換え、柴崎体育館駅で下車。
立川市を南北に貫くモノレール線を横切る形で、東西に桜並木が続く根川緑道があります。
遊歩道Aゾーン入口付近 |
(1)根川緑道/西側(Aゾーン)
まず、西側に延びている遊歩道(Aゾーン)を辿り、根川緑道の小川の流れの初めである湧水口を目指しました。
きれいな小川は細くなったり、大きくなったり、池のようになったりと形を変えながら、小さな木の橋や飛び石などが配置され、鯉などが泳いでいる親水エリアとなっています。
桜は6〜7分咲きほどですが太陽の光に綺麗に輝いていました。
きれいな小川には小さな木の橋などが配置され、鯉などが泳いでいます | |
そして根川緑道の小川の始点である湧水場所に着きました。そこからは大量の水が湧き出ていました。
湧水口 | 湧水口脇の桜の木 |
湧水の水源は、当初は井戸水でしたが、現在は隣接する下水処理場からの砂濾過水・高度処理水を導入している、とのことです。
さらにその西方には多摩川の支流の残堀川の遊歩道につながっていて、桜並木がずっと続いていました。
残堀川遊歩道を途中で引き返し、多摩モノレール付近にもどってくると、桜の枝の先にアオサギが巣をつくり盛んに動いているのが見えました。
残堀川遊歩道 | 桜の枝の先にアオサギ |
(2)根川緑道/東側のB〜Cゾーン
続いてモノレール下の都道の橋をくぐり、東側の根川緑道Bゾーンに入りました。
池や水上東屋などがあり、柴崎体育館の入口前が広場となっています。
さらに道路の下をくぐってCゾーンへ。
Bゾーン | 道路の下をくぐってCゾーンへ |
Cゾーンには水生生物・植物を保全する大池などがあり、桜の木の下に広がる草地やベンチでは家族連れなどが思い思いにくつろいでいました。
Cゾーンでは家族連れなどが思い思いにくつろいでいました |
(3)根川緑道/東側のDゾーン
甲州街道の下のトンネルを抜けると、根川緑道/Dゾーンです。
ここはもともと多摩川の支流の根川です。A〜Cゾーンとは趣が大きく異なります。
甲州街道上の橋の上から川面をながめると、岸辺に生えている大きな桜の木が川面の上に枝を広げていて見事な景観に圧倒されました。
岸辺に下りてお花見をしている家族連れがたくさんいます。
甲州街道上の橋の上からの眺め |
遊歩道をゆっくりとほぼ満開の桜を眺めながら歩きました。
桜並木が途切れると、左手に古い釣り橋をイメージさせる独特なスタイルの橋<貝殻橋>が見えてきました。
昔このあたりは、土中を掘ると蛤の貝殻が大量に出たといわれ、かつてはこの辺りも海だったということですが、それにちなんで貝殻板橋と名づけられたとのこと。柱には貝の飾りがついています。根川緑道の橋の中ではランドマーク的な存在です。
この橋を渡り西国立方面・矢川緑地方面に行くことができます。
また橋を渡らずまっすぐ進むと多摩川の土手・河川敷に続きます。
今回はここで引き返すことにしました。
ここまでA〜Dゾーン、それぞれにいろいろな趣・風情があり、満開間近の桜も堪能できました。天候も穏やかでウォーキング・お花見日和、満足な一日でした。