第185号 令和元年.7.4


紫陽花

写真は 植物園へようこそからお借りしました。

 雛菊俳句会は、日本製鉄OB会の俳句同好会で、毎月第1日曜日午後1時から例会を開催。
 四季の豊かな暮らしの中から、感動や思いを五七五の表現形式に託して、俳句に詠んでみませんか。 きっと始めた日から、今まで見逃していたもの、新しい発見に気付きます。海鳥代表の川辺幸一先生のご指導のもと、 作品に感想などを述べ合い、より適切な表現へと励んでいます。 同じ会社仲間という親しさも有難く、和やかに楽しい会を続けています。初心者・ご家族の方など、新しい お仲間の参加を歓迎します。

                                    中村 光男

*会員の作品は、氏名五十音順で、月ごと順送りして掲載しています。

7月例会作品 第316回

令和元年6月30日(日) 於 代々木倶楽部

【 植田、梅雨寒、紫陽花 】

舌にある甘い錠剤梅雨ぐもり
先生
 川辺 幸一
留守宅の主(あるじ)になりぬ額の花 芳賀 望實
海の日のサーファー高さを競いおり 服部 謙治
男梅雨駐車の車洗ひ上げ 北郷たかを
真夜中のシャワーにほどく溽暑かな 増田 浪枝
大西日指輪はづして一日終ふ 松倉美智子
青田道歩めば遠き日に還る 水野 写六
風渡る畦に憩へり柏餅 阪下美代子
梅雨晴や熱い紅茶とパンケーキ 関口 経子
躍り来るサマードレスの梅雨の蝶 竹下 勝人
梅雨寒や散歩代わりのスクワット 中澤 啓子
父の日に父の生き様(よう)力とす 中野 東音
にぎわひ座出づれば野毛の夏暖簾 中村 光男

8月・9月・10月例会の予定

       ◆8月4日 (第1日曜) 午後2時 (代々木倶楽部)
                 兼題【 七夕、夜店、涼み(納涼) 】 当季雑詠 計5句

      ◆9月1日 (第1日曜) 午後1時 (代々木倶楽部)
              兼題【 夏山、日傘、初秋 】 当季雑詠 計5句

      ◆10月6日 (第1日曜) 午後1時 (代々木倶楽部)
              未定              

                     今月の編集者 パソコン同好会 天野 雅夫

















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