出入りの多い文章と回り込み文章の作成

今回は出入りの多い文章や、画像やテーブルへの文章の回り込みの練習です。
まずは出入りの多い文章の練習から。

規則正しい文書の中に、1行だけ中央に文字を入れてみました。

 弥生も末の七日、明ぼのヽ空朧々として、月は在明にて光おさまれる物から、不二の峯幽にみえて、上野・谷中の花の梢、又いつかはと心ぼそし。むつましきかぎりは宵よりつどひて、舟に乗て送る。千じゆと云所にて船をあがれば、前途三千里のおもひ胸にふさがりて、幻のちまたに離別の泪をそヽぐ。

行春や鳥啼魚の目は泪
 是を矢立の初として行道なをすヽまず。
 人々は途中に立ならびて、後かげのみゆる迄はと見送なるべし。

次は、出入りの複雑な文章です。pre タグを使ってそのまま表示してみました。

 日 時:11月30日(金)13時30分〜16時30分頃
 場 所:代々木倶楽部多目的室
 テーマ:T 簡単にスライドショウやムービーが作れる   講師  中西 成美さん
       Windows Live Moviemaker の使い方の紹介        
     U 同好会をどう進める             フロアメンバー    

次の文章は全体を書き出しを30 ピクセル下げ、末尾を20 ピクセルあげてみました。

インターネットは世界中のコンピューターをつないで、ネットワーク化したものです。
その代表的な通信方式にメールとホームページがあります。メールに対して ホームページは新聞や雑誌のようなものであり、誰でも情報を提供できるし、 提供された内容は、アドレスさえわかれば誰でも見ることが出来ます。ホーム ページは正式には,World Wide Web、略してWeb(ウエブ)と言う呼び方をし ます。

次は画像やテーブルへの文章の回り込みの練習です。
まず、写真を右に配置して左に文章を回り込ませてみました。

今年4月に墨田堤の桜とスカイツリーの桜の組み合わせ写真を撮るために、開業間近いスカイツリーの周辺を訪れました。
その時は、どうせ開業当初は混雑するだろうから、塔に上るのは大分先の事になるだろうと思っていました。
機会は意外に早くやってきました。学生時代の親切な友人が、2ヶ月前の予約開始を狙って、10枚あまりの8月2日の前売券を確保してくれ、友人グループで上ることになりました。

昼過ぎにスカイツリー隣接のオフイスビル31階の和風レストランで豪華会席料理で腹ごしらえした一行はいざスカイツリーへ。 前にも記しましたが、スカイツリーは「ソラマチ」という大きな商業施設と一体化されて運営されています。
中央部がスカイツリーのあるTower Yard になっており、東側がEast Yard、西側が West Yard となっており、東西Yard ともほぼ数階の構造で数百メートルにわたって商店でうめつくされているから驚きです。
スカイツリーへのエントランスは観光バスなどの団体はTower Yard1階ですが、個人客は4階です。施設の中は迷路のように入り組んでおり、田舎者丸出しで、とにかく4階のエントランスにたどり着くまでが一苦労でした。

スカイツリーの高さは634mで、電波塔として世界一の高さを誇っていることはご承知のとおりですが、観光客の上れるのは350mの天望デッキと、450mの天望回廊までです。 天望デッキは一般客前売り 2,500円、当日売り 2,000円で、天望回廊へのぼるのは天望デッキでさらに(並んで)1,000円で券を購入します。
天望デッキまでは4階から40人乗り4台のエレベーターが、分速600mというスピードで加速減速を入れても50秒で運んでくれます。天望デッキから天望回廊までは2台のエレベーターが運行されています。
当日売りの券売り場には沢山のひとが並んでいましたが、われわれは15時指定の前売券で待つことなく天望デッキに上る事が出来ました。

次は説明付写真を表として左に配置して、文章を右にまわり込ませてみました。

青の洞門内部

「青の洞門」は大正8年(1919)に菊池寛「恩讐の彼方に」の舞台として、一躍有名になりました。山国川本流にそびえる「競秀峰」の下は断崖が連なり鎖渡の難所といわれていました。享保のころ(1700年代前半)当地へ来た禅海和尚(小説では了海和尚)がこれを見て衝撃をうけ、30年(小説では19年)の歳月をかけて隧道を完成させたといわれます。旧国道工事でかなり変形していますが、一部にその原形が残されています。
洞門の上の「競秀峰」は文政元年(1818)に訪れた頼山陽が「耶馬溪図鑑」によって紹介してから、一躍有名になりました。
「青の洞門」から1時間弱で耶馬溪一の紅葉の名所といわれる「深耶馬渓」です。その中心の「一目八景」は八つの奇岩が一望できます。
深耶馬渓を観光したのち、玖珠を経由して湯布高原にある友人の元勤務会社の保養所につきました。湯布院の町が一望できる素晴らしい立地です。建物も素晴らしい。
入浴の後は宴会です。松茸いりの土瓶蒸し、豊後水道の新鮮なお刺身、豊後牛のステーキなどなど、豪華な料理です。それに特別注文していただいた「関アジの刺身」も、初めての方が多くなかなか評判がよかったようです。

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